2026-04-21 18:46:11 配信

4月に夏日続出 この先は? パンチ君ぐったり 野菜も異変

 北日本で台風並みの暴風が吹き荒れるなか、関東では異例の暖かさが続いています。一体、今年の夏はどうなるのでしょうか。21日午後、3カ月予報が発表されました。

■4月に夏日続出 この先は?

 立ち上る炎と煙が強い風に流されています。火災が起きたのは新潟県三条市。屋根裏が燃えていると通報がありました。40代の女性がやけど。部屋に何人いたかは分かっていません。

 21日は北陸や北日本で強い風が吹き、火が広がりやすい危険な状態に…。

 そして、西からの風が運んでくるのが黄砂です。中国北西部では巨大な砂嵐が街をのみ込み、視界はほぼゼロに。巻き上げられた砂は壁のように空を覆い、街の景色を一変させていました。

 衛星画像を見ると、黄砂が中国から列島に迫っている様子が分かります。

 すでに各地で影響が…。車の窓には、びっしりと砂が。全国的な黄砂の影響は22日まで続く見込みです。

■パンチ君ぐったり

 心配なのは風や黄砂だけではありません。

 21日、4月の夏日となりました。今月に入って3回目で、平年と比べても多いペースです。その暑さを映し出すのが千葉県市川市の動物園です。

 サル山で人気の子ザル、パンチくん。

 市川市の周辺は25℃を超える夏日に。動物園では、すでに暑さ対策です。コンセントを入れると、アルパカは扇風機の前を独占。

アルパカ担当 小野早葵子さん
「特に蒸し暑さが苦手なので、(扇風機が)2台あるが取り合って使っている」

 さらに、カピバラは水風呂へ。

市川市動植物園課 安永崇課長
「動物たちが暑さで参っちゃわないようにするのが非常に大切。サル山の場合は、散水。サルたちが涼んでもらえるようにやっている」

■野菜も異変

 暑さの影響は食卓にも。3日連続で夏日の茨城県古河市の農園では…。

鈴木農園 鈴木弘晃さん
「こちらがサニーレタスの畑」

 ただ、自慢のレタスに思わぬ事態が起きていました。

鈴木弘晃さん
「立派なサニーレタス。5月に取れればいいのに、今取れちゃう」

 原因は連日の暖かさ。古河市の今月の平均気温は平年より3℃以上高く、野菜が一気に成長しました。その結果、収穫は前倒しに。

 さらに、キャベツにも影響が…。

鈴木弘晃さん
「これが列球。どんどん取っていかないと、玉がパカッと割れるくらい破裂する。『早く取れよ』というサイン」

 レタスの収穫が前倒しになり、キャベツの収穫作業が追い付かず、割れてしまう事態に。

鈴木弘晃さん
「収穫が終わったという農家も聞いている。そうなってくると産地リレーが続かなくなり、値段が乱高下するのでは」

■なぜ?市役所が“真っ暗”に

 暑さが前倒しとなるなか、八王子市役所では職員が車ではなく自転車で移動することに。

 21日、訪ねたのは東京・八王子市役所。昼休みになると…。

職員
「毎日こんな感じで」

 受付などを除いて庁内を消灯。さらに…。

職員
「通常時は(エアコンは)28℃に設定。使わない時は(電源を)切っている。本当は(設定温度)下げたい」

 そして、駐輪場からはヘルメットをかぶった職員が次々と…。

八王子市役所 遠藤大智さん
「これから自転車で向かいます」

 市役所では荷物が多い場合や雨の日などは、職員は公用車を使っています。しかし、その必要がない場合は、できる限り自転車を使うことに。暑さも心配ですが、なぜなのでしょうか。

八王子市 初宿和夫市長
「ガソリンが高騰しているなか、私たちは税金で働いている。少しでも市役所は節約していく」

 原油価格の高騰対策。そして電力需要が高まる夏を前に、節電を進めています。ただし…。

初宿和夫市長
「本当に無理しない範囲で、とは言ってあります」

 ではこの先、暑さはどうなるのでしょうか。気象庁は…。

「向こう3カ月の気温は全国的に高い見込み」

 今年の夏は、早めの暑さ対策が欠かせなくなりそうです。

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