2025-12-28 配信

年末年始の帰省や旅行中も「冬眠しないクマ」に警戒を(福島)

県外から訪れる人が増える年末年始の間、県は冬眠しないクマに特に警戒するよう呼び掛けています。

県内では今年、クマに襲われてけがをした人の数と、クマの目撃件数が過去最悪となっていて、通常は冬眠に入る12月になっても福島市の市街地などにクマが出没しています。

県は中通りと会津の出没警報と、浜通りの出没注意報を1月15日まで延長し、特に帰省などで県外から訪れる人が増える年末年始の間、冬眠しないクマへの警戒を呼び掛けています。

また、県は国の「クマ被害対策パッケージ」を活用し、今年度の一般会計補正予算に約1億5千万円を計上。

県立学校などにクマ対策のスプレーや爆竹を配るほか、市町村立学校が対策用品を購入する費用も補助することにしています。

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